2026年2月現在、Windows 10の公式サポートが終了してから、早4ヶ月が経ちました。
「サポート終了と言われても、普通に使えているし問題ないでしょ?」 そう思って、毎日パソコンを開いている方も多いのではないでしょうか。
確かに、画面はいきなり消えませんし、ExcelもWordも今まで通り動きます。 ですが、そのパソコンは今、「鍵のかかっていない金庫」を玄関先に置いているのと同じくらい、無防備な状態になっています。
今回は、なぜ「そのまま使う」のが危険なのか、その理由を分かりやすくお話しします。
ウイルス対策ソフトだけでは防げない
よくある誤解が、「セキュリティソフトを入れているから大丈夫」というものです。 残念ながら、サポート切れのOSは、市販のウイルス対策ソフトだけでは守りきれません。
Windowsのアップデートとは、家の壁にできた「ヒビ割れ」や「穴」を塞ぐ工事のようなものです。
サポート終了とは、今後どれだけ壁に穴が開いても、マイクロソフトが「もう修繕しません」と宣言した状態を指します。
いくら優秀なウイルス対策ソフトを入れてていても、家の壁そのものが穴だらけになってしまえば、ウイルスや不正アクセスはそこから自由に出入りできてしまいます。
これが、サポート終了後のPCを使う最大のリスクです。
ネットに繋がないか、買い替えか
では、このパソコンはどうすればいいのでしょうか。道は2つしかありません。
- 完全にインターネットから切断する
LANケーブルを抜き、Wi-Fiも切って、「オフライン専用機」として使うなら安全です。これなら外部から攻撃される心配はありません。 - Windows 11への移行、または買い替え
ネットショッピング、銀行振込、メールのやり取り。これらを一つでも行うなら、ネットに繋ぐ必要があります。その場合は、新しいOS(Windows 11以降)への乗り換えが必須です。
「まだ壊れていないから」という理由で使い続けるリスクは、想像以上に大きいです。 もし、そのパソコンでネットバンキングやクレジットカード決済をしているなら、一度立ち止まって考えてみてください。
「個人情報という財産」を守れるのは、セキュリティソフトではなく、あなた自身の決断だけです。
まずは今日、自分のパソコンがWindows 10のままか、11になっているか、設定画面で確認することから始めてみませんか。