パソコンやスマホを使っていると、画面の隅っこに「更新(アップデート)があります」という通知が出てくることがありますよね。「今忙しいのに……」「時間がかかるから、また後で」と、ついつい後回しにして閉じてしまっていませんか?
実はあの「更新」、ただの嫌がらせではありません。 私たちの街を守る「防犯パトロール」のような、とても大切なお仕事をしている最中なのです。
泥棒(ウイルス)は、常に「新しい手口」を考えています
ネットの世界には、他人のパソコンに忍び込もうとする「泥棒(ウイルス)」がいます。彼らは毎日、新しい侵入ルートや、古い鍵を壊す新しい道具を開発しています。
昨日の鍵(セキュリティ)は頑丈だったかもしれませんが、今日には新しい泥棒の手口が見つかっているかもしれない。そんな「いたちごっこ」が、デジタルの世界では常に起きているのです。
パソコンの「更新」とは、いわば「最新の泥棒の手口に対応した、新しい鍵への交換」。 不審者を逃さないようにするメンテナンス作業なのです。
「後で」の積み重ねが、お家の門を全開にする?
「面倒だから」と更新を1ヶ月、2ヶ月と放っておくのは、泥棒に「うちの鍵は古いままなので、どうぞ開けてください」と看板を出しているようなもの。
自分自身の写真やメールが危ないだけでなく、あなたのパソコンが乗っ取られて、近所の知人に迷惑なメールを勝手に送りつける「発信基地」にされてしまうことだってあります。自分を守ることが、周りの大切な人を守ることにも繋がるのです。
解決のヒント:寝る前の「ポチッ」で、朝には要塞に!
更新に時間がかかるのが嫌なら、「寝る前のひと仕事」にしてしまいましょう。
- 作業が終わったら、電源を切る前に「更新してシャットダウン」を選ぶ。
- そのまま「ポチッ」と押して、お布団へ。
- パソコンはあなたが寝ている間に、黙々と最新の鍵に付け替え、パトロールを済ませてくれます。
朝起きたときには、最新の装備で守られた、地域で一番安全な「要塞」のようなパソコンに生まれ変わっています。
「最近、更新の通知が来なくなったな」「自分のパソコンは最新なのかな?」と少しでも不安に感じたら、一度健康診断のつもりでチェックしてみるのも良いかもしれません。ちょっとした「鍵の確認」が、あなたの大切な思い出と情報を守る、一番の近道です。