こんにちは。 今回は山口県に出張。
消防署様が所有する「多重無線設備」の登録点検業務を行ってきました。
なぜ「無線」が必要なのか?
消防の通信には、一般的に使われる光ケーブルだけでなく、無線設備も重要視されています。
これは、災害対策のためです。大規模な災害で万が一光ケーブルが断線してしまっても、通信が途絶えないよう、消防では「通信専用の無線回線」を確保しています。
今回は、その重要なライフラインを守るための登録点検です。
プロの技術で厳密な測定を実施
登録点検では、専用の測定器を駆使して、電波の質や通信の安定性を徹底的にチェックします。
今回は以下の項目を実施しました。
【主な実施項目】
周波数・レベル測定
- 送信周波数 / 受信周波数の測定
- 送信レベルの測定と調整
- 受信レベル測定
通信品質の確認
- 符号誤り率測定(ビットエラー測定) ※データが文字化けせず正確に送れているかの確認です
- 通信速度測定
- 最低受信レベル確認
システム動作確認
- デジタルパネルによる操作・設定確認
- 各ユニットのアラーム検知確認
また、今回はアンテナの方向調整も実施しました。
これは数キロ〜数十キロ離れた相手局(対向)と連絡を取り合い、ミリ単位で角度を調整して、電波感度を最大にする重要な作業です。
すべての項目で基準値をクリアし、無事に点検を完了しました。 いざという時に確実に繋がるよう、今後も確かな技術で通信インフラを支えていきます。
現場作業の様子



